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- 宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る
宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 辻村七子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: 文庫
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リチャードと正義のつかず離れずの距離感がちょうどいい。
正義はあいかわらず思ったことが口に出てしまってリチャードの眉間に皺を寄せること多々なのだけど、リチャードも正義に他意はないことがわかっているし一度口頭で忠告しているし本人もそれを覚えていて以前よりは気を付けているようなのできつく言うに言えないのかな、という雇用主とアルバイトのパワーバランスにニヤニヤするのが楽しい作品。謎解きはおまけ。
正義は谷本さんに好意を寄せていることを周囲に表明している手前ストレートと思ってしまうのだけど実のところ性的にかなりリベラル*1なのではないかと思う表現がいくつか見受けられたので今後のエピソードに期待。本命は谷本さんなのは確定なんだけどね!前巻からその徴候は見えていたのかもしれないけど、それはリチャードが世界一美しいから性別を超越してそういう気持ちになるのであって、誰に対してもそういうわけではないのだろうと思っていたのを見事に裏切られたので、たぶん彼は愛せると思ったら性別を気にしないタイプの人間なのかなとも思う。とはいえ本人の自覚している性嗜好は完全にストレートなので深読みなのでしょうけれど。
正義本人は自分のことを「嫌われたくないだけ」リチャードは「優しすぎる」と評しているのだけど、おそらく単純に愛が深いタイプで、親愛も敬愛も恋愛も未分化なところが多いのと思ったことを言わずにいられない性分と相まって言動が危ういし誤解を招きやすいのかなと私は思ったのでした。
- 作者: ヨシノサツキ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/03/12
- メディア: コミック
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ガンガンオンラインで月遅れ配信?しているので最近の2、3話を見ていたら半田先生がアレな展開になっていたのでちょっとそこkwsk的な気持ちもありつつ。
アニメ見ていた時から気になっていたなるの親のこととかまで出ててびっくりしたけどいつか言及しなければならないことではあったろうし不思議ではないのだけどいやあ驚きました。
全巻買って身に起こった変化としましてはこのもん作ってみたことと思った以上に美味しかった&出来がよかったせいでまさに半田先生のごとく大根を育てれば作り放題食べ放題じゃないの?って思い始めていて、時期もいいので本気で大根の栽培を検討していることくらいでしょうか。